2009年9月12日土曜日

乳児健診にて

「問題ありません、よく育ってます!」

研究の副産物

家庭医療の分野の研究をすることで、後進の人も、自信をもってこの分野に飛び込むことができうる。
また医学界における他分野の医師を納得させることにもつながる。

2009年9月11日金曜日

加工場見学

ついに、念願の加工場見学へ。松前のおばさん方は8割がこの仕事をしている。
①イカを干す②干したイカを伸ばす③イカの品質管理をして箱詰めへ の3グループに分かれ労働。
大体30人前後の従業員である。
作業環境としては、イカ臭が強い、指先をつかう単純労働。2円/匹であると。
これからは外来で職業をきいたら、加工場と言われたらイメージがつくな~と感じた。

2009年9月8日火曜日

腰痛をめぐる常識の嘘

週1コマ、外科・整形外科外来をもっており、医局にあり読んでみた。
  ・神経根は左右対称でない場合もある→身体診察でデルマドロームとの合理性がない場合もある
  ・L4:ももをあげる L5:つま先反る、伸ばす
  ・腰痛・坐骨神経痛は90%が3カ月で改善する
  ・馬尾障害があるときは良くならない。
    (多神経根障害、殿部・会陰部の異常感覚、痛み―、下肢脱力感、膀胱直腸障害)
  ・Xpで異常なくても、症状強ければ紹介する(MRIでも病変わからないことある)

2件+アニサキス

口、鼻ともにスムーズ。
喉頭、上部食道の観察もしっかりする。(イーと発音してもらう、左梨状窩もみる)
根室のサンマの刺身でアニサキスついに登場。うまく鉗子でつまみカメラごと出すことができました!

2009年9月7日月曜日

整形外科外来より

①Sudeck骨萎縮
  外傷後の肩関節症。痛みもありXpにて皮質骨と骨量の密度の差なし。上記疑いとなる。
②血管孔 
  皮質骨の離断と見間違えやすい。見破り方は臨床所見による。
③肩関節周囲炎
  アルツ+リハビリ:2~3か月かかります。
  朝起きたら、自分でもゆっくりと肩を回すようにしてください。
  夜に痛みが強いなら、ボルタレン座薬使用しましょう
④圧迫骨折入院
  ・ダーメン作成 (1Mで動けるが、骨が固まるのは3M)
  ・エルシトニン1回/週
  ・NSAIDS内服
  ・ビス剤内服
⑤首による脱力(特に急性期)
  整形的なものはmotor/sensoryともにやられる。
⑥手根管症候群
  メチコバール、ノイロトロピン内服+overuse予防を。

2009年9月6日日曜日

90才 ご飯食べれず

息子ももう高齢だから自然な形で・・・ということになった。
最後はnatural course。このような認知症で高齢で施設にいるような高齢者にどこまでの医療をおこなうのか?はまさに御家族の望むところを叶えていく・・・というような「死に場所作り」的な関わりだろう。

ワークライフ超両立①

50%50%ではない、どちらも100%。
①すきま時間で生産活動する(原稿書き、文献読み)
②早い出勤時間で、自分だけの仕事をする
③よまない書類は、捨てる/パス
④自分のかかわっている仕事の数字は暗記する
 重要な仕事 20%をやればいい(何が大事か?を正しく掴むこと)
 部下にもpriority付けして仕事を任せる
→やれるためには・・・①予測をたてる
              ②実時間を比較する(どこに時間がとられているか?)
残業は悪ではない。
20~30代は働くこともいい!いかに有効に時間を使って人生を豊かにするか?
仏教的には時間にこだわっているのが、すでにダメということかもしれないが。

横断的業務改善委員会

医事、事務、助手、NS、医師など横のつながりのある、病院の業務を改善していくグループがあるといい。特に医事とからむ機会が少なく、レベルの低さが危惧される。

初期研修医とのかかわり

研修終了後の担当PtのカルテをPCへ打ち込んでいた。
内服処方の間違いを発見!
自分も、あまり細かいところまで研修医の出す指示を確認していなかっと反省。
Ptへも電話して内服とめてもらう。
せめて、指示の欄だけはしっかりチェックしようと思った体験であった。
自分も指導する立場に着実になっているのね~と実感。

単身赴任の価値観

会社員が転勤を命じられる。
けれども子供は高校二年生で、東京から広島へいくと大学進学に差し支える。
となると、単身赴任。妻と子供が東京に残る。ただその裏にある価値観は・・・・・経済的利益。
子供の将来の経済的利益にとって転校は損である。父親が会社を辞めることも、一家の経済的損。
人生の道の決断を助けるものが宗教だと考えるなら、経済的利益=拝金教ではないか?
本当に大事なものはなにか?というところでしょうか。何が正しいという事はありませんが、難しいね。

死ぬ瞬間~自分とのコミュニケーション100%

最期の時、外部からの情報が遮断され、自分の内面との対話100%となる。
その時に、自分の内面が豊かでないと、混乱・恐れ・不安などでてくるのかもしれない。

ポール・ゴーギャン 文明と野生(大地に根を下ろす手)

我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか?の絵が日本に来ている。
が、残念かな・・・いつかボストン美術館でリベンジしよう!
文明とは都市国家である「政治の教室」より
つまり、農耕社会ができ定住しながら一定の食料がアテにできるようになると、社会を計画的に運営できるようになる。また生産性が向上し、農業に従事しなくてもいい職種が生まれてくる。
やはり社会における生殖性の基本は、一次産業であると再認識。