2009年6月6日土曜日

家と家という日本的な感覚

6/6 妹の結婚式 やはり個人主義の西洋と比べて日本は家-家の結婚という認識もまだまだあると感じた。
これは、良いのか?悪いのか?は正直分からない。

「○野先生が、主治医で良かった」

救われた言葉。
タッチ手当てを大事にしている、指導医ならでは。

顧客の創造 Byユニクロ

都会における在宅の希望が少ないというのも、在宅を選択できるということが実感できないからではないか。
本来、自宅とは最も安らぎのある、リラックスできる場所であるはずであり、最期の場所として今後、患者さんたちが選んでいく可能性は大いにある。
自分だったら、家を選べるなら家がいいと感じるが。

一即多 多即一

縁起の考え~互いが互いを支えあっている
一つのものにそれぞれ意味がある

リサーチ:家庭医療学がどういう風に社会を変えうるか?

思いついたものを書いていきましょう!

おくりびと!?

死に場所つくり、町で最期を迎えたい人。
誰かが看取る必要ある。汚れ役になる場合もある。

初期研修医をみて

教えたくなる人
・気が利く
・素直
・フットワークが軽い

小学校検診

「同窓会みたいなもの」と。
先生以上に、子供の家庭環境や兄弟の名前、母親の仕事など知っている。
子供たちも、先生になじんでおり、検診もリラックスして受けている。
小3が一番かわいい。

文句が出るのは自分に原因がある

小児科医より。10年間で10個の病院を渡り歩き、その後定住。
自分が変わっていく必要がある

2009.6.6 Mセツさん

松○屋で体操をし、食後の一服を楽しんでいた。
ワーファリン導入中。ヒカク出血。最期まで松前でという希望に沿い
当院でみた。

2009.6.2 Tさん死亡時の妻 

「長い間どうも・・・」と本人に泣き崩れた
競馬が好きで、日本ダービーの話をしたら最高の笑顔をみせてくれた。

現場で育てる

大学で育てられない
限界がある と松前へ来た

公務員は公僕

公務員は上記を就職時に宣誓する。
町民のためにできることを、公僕としてやっていく必要がある。
コミュニティを維持していくために何ができるか?考え自らやっていく必要がある。

事務長との今までの流れ

1)専門医は地域と関わる視点がない→自治医大へ相談、村上Drを紹介される
2)行政もビジョンをもたないとダメ 
3)はまぐちDrが病院に来て、糖尿病教室を開催したりし、全科診療医的な医者が地域に必要と再認

→事務長は経営者、院長も経営者として両輪コンビとして動いている。

入院設備があること

外来で3日点滴で勝負できなければ、入院した方がいい。
見通しを述べる必要がある。

2009年6月5日金曜日

2件

①sedond-portionにはいる時
 できるだけ奥まで入れる。そこで右回転→UP→もどるで見てみる。

②左右アングルも使用する
③瀑状胃(小弯短い)場合は、in-courseを攻める。

⇒前回から
 ○食道は送気のみですすみ、押せば入る
 ○ポラも4枚しっかり撮れている
 ○貯留液もみ上げで吸えた

2009年6月3日水曜日

diagnostic strategies for common medical problems

ようやく読みました。
初期研修のHDB以来ですかね。ちょびちょび症例が当たった時は読んではいましたが。
disease力のpower upの一貫です。
LRが高い所見を、頭に入れようかな~と思いました。
ピロリの生検の話も面白かったです。

2009年6月2日火曜日

1件

①E-C挿入時
 送気のみして、5cmぐらいゆっくり押すと自然に入る。(胃にスペースができていることが重要)
 食道の曲がりの走行をイメージして、押すことが重要。

②ポラの場所決める
 1:EC-j 2:Bulbus  3:内部で所見あるところ 4:fornix

③見る順番
  Antrum →見上げで見えたら angle→ fornix
⇒見上げで見えなかったら fornix → 小弯から下がってきてangle 

④考えている事
 ・画面
 ・左手のシャッターチャンス
 ・写真とシャッターの枚数
 ・Ptの表情

⑤脱気ボタン使用時
 口腔・鼻腔内
 食道挿入時の唾液(特に上部食道)
 Duodenumの液、抜いてくるとき
 見上げ時の液貯留
 

2009年5月31日日曜日

小説を読むこと

日常で出会う方々からの「事実は小説より奇なり」に、おなか一杯で小説には手を出していなかった。
ただ、小説を久しぶりに読んだ感想は、現実世界が箱庭的にわかりやすく取り入れられ、ストーリーが語ってくる真理(作家の言わんとしているところ)が、感性から自分に伝わってくると感じた。
ただ、ノンフィクションよりは身体への負荷がやはりあり、余裕がある時に読む、どうしても読みたいものを読む、という感じになるのかな~と感じた。

悼む人~「どんなに人の死に接しても、慣れることはない」

読後の感想。
「どのような方を愛し、愛され、どのようなことで人に感謝されましたか?」
普段、問題解決型志向で医療を行っていると、患者さんの生きて来た、陽のあたる部分の気付かないで通り過ぎる危険性がある。
初診時に、入院でも、家族図、職業、生まれ、趣味など聞いて人となりを知る必要がある

自分の死を忘れられるのが怖い:身寄りのない人、独居の人。家族や社会的サポートを受けている 
                     か?が非常に 大事である。
その人物がこの世に存在していたことをささやかに讃える。

白衣のポケットの中~医師のプロフェッショナリズムを考える~

・MRからの贈与品(ペン・弁当ふくむ)は、診療行動を変えていないと思っていても、深層心理で診療
 に影響を及ぼしている。
謝罪マニュアルがある。
・深夜の患者にイライラしたら、「臨床の神様」が降りてきており、自分を試していると思って、より丁寧
 に診察する。

死に場所づくり~地域医療・地域福祉のめざすもの

・自分の死にたいところで、自分が死にたいように死ねること
・高齢者になると、他者の好意ある行動に対して「ありがとう」が言えるかどうかだ。
・高齢者には、自分の全盛期に他人が接したように、現在も接してもらいたいのである。
 →全盛期は何をしていた?どんな生活をしていたか?
在宅医療は可能か?①家庭における介護能力の低下
              ②貧弱な住宅問題
              ③医療技術の高度化
・尻軽・口重のすすめ
・死亡診断書を分析すると、住民がどこで亡くなっているか?わかる

住民を支える⇒その家族も支える

はては、函館や内地にいる子供や親族の生活も支えていることになる。
社会における生殖性の一視点ではないか?
genogramを聞くことの意味と、自分の感じるやりがいを考えた。

減圧症(潜水病)~上医になれず

今まで、想定はしていたが、実際の患者さんがきて、適切かつ迅速な対応ができず。
結果としては、良かったが。
頻度と経験の問題だと思うが、まだまだKolbサイクルの回しが足りないかと感じた。
いい経験ができてよかった。

町立病院の機能

急性期、亜急性期、療養型の機能をもつmalutipleな機能を持つ病棟。
在宅の方の急変も受け入れる。

地域医療再生の処方箋~ETV特集~

5名による座談会形式。
①総合医(24時間みる、病院をベースとする)の育成を急げ
   高齢者はいろいろな問題を抱えている。
   在宅も必要である。
   大学では総合医は育たない。地域で10~20年で育てなくてはいけない。
   地域のニーズにあう医師を育てる。
②福祉との連携は必要不可欠
   終の棲家にならない地域でいいのか?
   消えていく命も守る
③市町村は当事者意識を持て
④医師と住民の交流を進めよ
   市民が医者を育てていこうという仕組みを作る

「ふるさとを救え」~プロフェッショナル仕事の流儀~

小樽の公務員だった方。
・やる気に火をつける
・人を動かすのは人 →直接会うことにこだわる
   自分の熱意と考えを話す→発言を促す(熱意に感化されて皆、話し始める)
・公務員=住民がそこで暮らしていくために何ができるか?
・小さいことから始める

当直明けの疲労外来

自分の疲労が蓄積して余裕がないと、患者さんにも余裕ある対応ができない。
3時に起こされた当直明けで忙しかったというのもあるか?
ある程度、そのような時は、外来の質を60点くらいでキープすることも仕方ないかもしれない。

経営・企画会議

Nsより、会議の意味どう思います?と聞かれた。
詳しく話を聞くと、報告会におわり、病院をよくしていこう的な討議ができていないと。
だんだんと、Nsからもこのような話をしてくれるようになってきた。

GF模様~5月

週2件/日x2ペースでやらせてもらっている。
やはり挿入→P超えまでに時間がかかってしまい、蠕動が起きる。
目下は、まずスピードUPを目指している。
吐血例の見学もできた。varics、潰瘍などケースもみることができている。

重度認知症に胃瘻の適応はあるか?

勉強会で倫理の元文献を読んだ。
倫理的問題がでてくるときは、①延命②快適さが葛藤する時である。
また、医療は誰のためにあるのか?という視点も大事である。
東洋では、家族の意向が尊重されることも多い。⇒日本人の行動様式

外来見学嫌がる?

見学が後ろにつくと、日常診療より疲労することは確かだ。
医局での質問については、断られたことはないので、粘り強く継続していく。
が、ホドホドの気持ちが大事だろう。

入院管理

1歳半の喘息児。初発発作。
ステロイドとネオフィリンの使い方が異なる。
が、自分である程度、朝に回診し、自分なりのplanを立てて、カルテに記載していく方法が適切か?
実際の指示は指導医に委ねられているので、managementまでかかわっていくのは困難かと思われる。まずは、カルテ記載方法で夏まで試してみましょう!

小学校の学校検診

指導医はセレモニーと。
自分としては、正常亜型を脳にインプットするいい機会だと考え、丁寧に診察を行っている。
結構、面白い。

経皮薬よりも内服を

小児の薬より。
いわゆるホクナリンテープよりもスピロペントの方が有効という記載ある。
血中濃度の立ち上がりの差であると思われる。