2009年9月5日土曜日

97歳 大洋漁業で働き一人息子を女手一人で育てた

誤嚥性肺炎で。息子はもう自然に逝ってもらいたいと。
息子たちも看病大変とも言っていた。

87才 元腕利きの船頭

最後は部屋いっぱいの家族に見守られ。末期癌の方。
入院時から、もう今死んでもいい、もうやりたいことは済んだ、と腹を決められていた。

2009年9月4日金曜日

70代女性

CPAで搬入、身元不明であったが函館の兄が身元確認できることになった。
独居で近所との交流はなかったそうだが、以前の職場と連絡がついて身元判明につながった。
研修医と一緒に対応したが、彼の学びになることも期待する。

3件

十二指腸球部上壁の潰瘍が見分けづらかった。
十二指腸はフォロー生検しない。
A2とHの違いは再生上皮の差、という学びがあった。

2009年9月2日水曜日

学生からのフィードバック

【実習中の驚き】
・大学では3~4人に1人の担当患者であり、5~6人を一人で担当になり驚いた。が担当してみると仲良く 
 なったり、自分がいなくなる日を覚えてくれていたりして良かった。
・ポートフォリオをしっかり書いておけば良かった。指導医からコメントをもらえるとは思っていなかった。
・ナラティブ:総診の授業ではあまり分からなかったが、ここにきて、聞いて良く分かった。
        実習で経験して初めて重要性が分かった。
【学び】
・実習の仕方が分かった。(患者さんの話を聞く、身体所見をとる、など)
・ポートフォリオをつけようと思った。
・もっとまじめに実習に取り組もうと思った。
→提供した学習内容:病いに迫る、コルブの学習サイクル、健康の概念
⇒学生のニーズに合わせた概念化の学習は有効であるように感じられた。(臨床の枠組みを提示)

70代女性

夕方物置で発見され搬入。もともとDEPPRESSIONの既往あり。
Asystoleで蘇生するも反応なし。
挿管は介助で甲状軟骨を押してもらい、うまく挿入できました。
夫は馬鹿なことを・・・と言っていました。

2009年8月31日月曜日

「目が輝いてますね~!」

子供ちゃんへの一言。
組織を守っていくのは、結局保守。
50歳を過ぎると、段々と人生の集束を考え出す季節。

小児外来から

①1~2カ月血便 大概は肛門が切れていることが多い(線状に交じる程度) 
         ビタミンK欠乏性出血症も頭の片隅にいれる→ケイツーの内服・母乳など聞く
②紹介するケース #下痢・嘔吐症 :脱水あり、消化管閉塞
            #呼吸困難   :気管異物(無気肺注意)
            #意識障害、痙攣
            #発疹症    :麻疹、川崎病、SSSSなど
③見た目  自分の重症度と普段の重症度が異なることがある。
        「普段と比べてどうですか?」の質問が重要!
        食事は?睡眠は?目つき、顔つき。※寝むそう・・・注意!
④体重   5%の減少は入院適応。10kgの子で500g

2009年8月30日日曜日

世界のどこでも空を見上げると空の色は同じ

学生さんのコメント。
旅行にいったときに、歩き疲れて空を見上げると、同じ色、ということらしい。
自分もよく、水平線をみて、同様の感想を持ちました。「海は広いな~大きいな~♪」

日常生活は緊張と弛緩の連続

函館まで勉強会。たまたま予定があった。小児における在宅医療がテーマ。
熊本から先生がきていて、postNICUの子の在宅という生活の場の話でした。
そこで、上記コメントあり。
弛緩もせず、緊張もせず、だらん~と自然体が一番かな~という境地がいいですね。(ゴム人間・・・)

予約外来の功罪

あまり考えたことがなかった。が飲み会でふと話題に。
近接性を考えるなら、予約でいっぱいだから見れません!というのはどーかと。
当院では待ち時間も余り変わっていないようだ。
実際はDrが一日でみれる枠の人数を決めてしまい、Drのためにある!ともいえる。という意見もある。
なるほど~!

接遇研修発表会

看護部で、都市部の病院へ2泊3日で接遇研修をしている、のの発表会あり。
発表のレベルが、Kolbでいうところの、事実報告、ふりかえり、概念化、日常をどう変えうるか?
など様々であったが、それも一緒に働いている方々の人間性がかいまみれて味わえました。
接遇と考えると、対患者さん、と考えてしまうが、スタッフ間でも気持ちよく働くことが、患者さんへのよいサービスの提供につながるよな~と思いました。
やはりヒントは「ほめ上手」かな~と強く思う今日この頃。

ポートフォリオ1つ作成

HCFM独自の「不確実性」について完成!
結構、参考文献とかあれこれ思考するとA46枚にもなってしまった。いいのか?
まずは上層部へ提出し、評価を仰ぐ。
でも結構、経験を深める上ではいいな~と思いました。

コンサルトとプロフェッショナリズム

腹膜刺激症状を伴うイレウスを外科へ紹介。
かなり渋られた「うちの内科じゃ駄目なの?手術適応あるの?」
外科にそこまで言われると・・・。手術適応って・・・。
最近はプレゼンは最小限にして電話口で聞かれたことを答えるようにしているが、「腹水あるの?」
「ありません!」と言い切ったのがまずかったかな~とやや自分を省みる。(変えうるのは自分なので)
患者さんは結局、ねばり勝ちで引き受けて頂きました。よかった、よかった。
まぁ、僕らが泥をかぶる分には、いくらでも~というのが悲しきかな地域病院・・・