2009年6月21日日曜日

すらすら読める南方録

筑前福岡藩家老:立花実山による利休茶法の書。
「花をのみ 待たらん人に山ざとの 雪間の草の 春を見せばや」 藤原家隆
世の中の人々は、どこかしこの花がいつ咲くだろうか?とあけくれ外の世界を探し求めて、その花が自分の心の中に咲くものだということを知りません。ただ眼に映る景色ばかり楽しんでおられるのです。
私は、この歌が北海道の春を表しているようで、さらに親近感を感じた。

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